9 月 10 日から 12 日にかけての 3 日間に平ゼミの 3 年生は大阪と京都にてゼミ研修 を実施しました。
1 日目は大阪府吹田市の万博記念公園にある国立⺠族学博物館を訪れました。当博物 館は、「世界の⺠族文化はすべて等しい価値を持つ」という観念のもと、日本文化を世 界各地の文化と比較しながら理解できるように展示しているとのことでした。
各国の⺠族衣装や伝統的な住居、工芸品など様々なものが展示されている中で、特に 印象的だったのは音楽の展示でした。
2 日目の午前中は大阪市浪速区にある通天閣周辺を散策し、昼ごはんは地元の方にお すすめしていただいたお店で大阪名物の串カツをいただきました。その後は京都に移動 し、ゼミ生全員で清水寺を訪れました。境内では有名な清水の舞台から京都の街並みを 見渡すことができました。
3 日目は京都市東山区にある六波羅蜜寺を訪れました。重要文化財である空也上人立 像をはじめ、四天王立像や薬師如来坐像が展示されており、平安・鎌倉時代から伝わる それらの迫力に圧倒されました。その後は周辺を散策したのち、新幹線に乗って帰路に つきました。
この 3 日間の研修を通して、改めて世界の文化は等しく価値があるということを学ぶ ことができました。⺠族学博物館の展示品は、ほとんどがレプリカではありましたが各 国の文化を象徴するようなものから、日常的な文化を知ることができるものまで、1 日 では回りきれないほどの展示品があり、それぞれの国の文化について学ぶことができま した。また、二日目以降に日本の文化財や伝統に触れたことで、文化に触れることの面 白さや、自国の文化に対して誇りを感じました。これをきっかけに、世界各国の人も自 国の文化を同様に誇っているのではないかと気がつくことができました。この学びから、 世界の文化は等しく価値があるということ。また、文化の多様性について今まで以上に考えながら、卒論の執筆などに活かしていきたいと思います。
(文責:平ゼミ3年外山)